体験 旅する

道具屋 和田商店|150年の歴史 包丁作り体験!My包丁が作れる体験内容について

和田商店

今回は創業150年の「道具屋 和田商店」の包丁づくり体験を度紹介します。この体験を通して何故堺で包丁が有名になったのか、包丁はどうやって作られるのか、どのぐらい持ちがいいのかも知ることができます。

基本情報とアクセス方法、営業時間、駐車場について

住所大阪府堺市堺区神明町東1丁1番1号
電話番号072-232-1886
営業時間10:00-18:00
定休日土曜・日曜・祝日
駐車場無し
アクセス南海本線堺駅より 徒歩15分
阪堺線神明町駅より 徒歩1分
公式サイトhttps://www.sakaiwada.com/

道具屋 和田商店について

道具屋 和田商店は 江戸慶応時代に初代 助松嘉助さんによって創業されました。この大阪堺に創業150年にもなります。包丁づくりにも分業(複数の人員が手分けして仕事を行う事)があり、①鍛冶屋⇒②刃付け屋⇒③柄屋の順番に工程が進んでいきます。その和田商店さんはこの③柄屋に該当します。

包丁ができるまでの順番

堺で刃物が栄えている理由とは?

古墳時代にもさかのぼります。皆さんは堺に古墳が多いのはご存じかと思います。世界遺産になった仁徳天皇陵古墳もあります。


この古墳を作る際に穴や木を切る事が大量に必要になり、それらを作るために日本中から鍛冶職人が集められ堺に住み着き今の形が形成されたとのことです。

また、戦国時代には火縄銃がポルトガルから堺に持ち込まれ、日本で有数の火縄銃の産地となりました。そして、江戸時代にはたばこが流行し、そのタバコの葉を切るために用いられました。その時代その時代に合わせた役割に変化していき現代では包丁として皆様のお手元で活躍しているのです。

包丁作り体験について

前掛けを貸して頂きこの格好で体験することができます。かっこいいですよね。

包丁体験では、下記の4種類から自分が欲しい包丁を選びます

今回は三徳包丁を選びました。また、選んだら自分の好きな文字を包丁に入れることができます。画像にも薄っすら文字が見えますよね。私は漢字二文字を入れてもらいました。費用は体験料込みで8500円です。

選べる包丁   各種¥8,500
( ※刺身包丁・出刃包丁の左利き用は¥12,750)
  ●三徳包丁<鋼またはステンレス/鋼3層鋼>
  ●出刃包丁105または150mm <鋼>
  ●刺身包丁210mm <鋼>
  ●ペティナイフ<鋼またはステンレス/鋼3層鋼>

上記の包丁は当日までに決めて連絡しておきます。

「道具屋 和田商店」包丁作り体験予約フォームはこちら

お手本を見せてもらってます。

研ぎ石を使って包丁を研いでいきます。研ぎ石は二種類あるのですが、それぞれ役割がありまず初めに荒い石で研いだ後に、仕上げ用で磨いていきます。新聞紙が切れるかどうかを試してみるのですが、これほどまでに切れるのかといぐらい切れるようになります。

練習後の本番です。緊張しましたね。

練習をした後に、本番です。自分用の包丁で研いでいきます。もちろんフォローして頂けるので研ぎ終わった後には刃が綺麗になりました。

柄付け体験について

包丁を熱してから柄つけに取り掛かります。
包丁に柄付けをする為に、木のハンマーでたたいている写真

柄付けについては色々な種類から自分が好むものを選びます。柄にもいろいろ種類や素材があります。選び終わったら、柄の部分に包丁を入れていきます。(種類によっては別途料金がかかります)

柄の種類も豊富。
できあがり。綺麗な色をしてます。

こんな人におすすめ

包丁はもし切れ味が悪くなっても、また、研ぎ石を使えば長く保つことができます。そういう事も今回の体験で勉強することができました。

このような体験というのは普段できませんし、家族でもデートでも観光でも知識を得ながらも楽しくコミュニケーションを取ることができると感じました。そして自分の包丁を持つことで、道具を大事にしようと思う気持ちがでてきますし、モノがどれぐらい長持ちするのかも理解することができます。そういう事を理解していくことも必要ですよね。

「道具屋 和田商店」包丁作り体験予約フォームはこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか?堺で何故包丁が有名になったのか?また、包丁がどのように作られているのかを知りながらも、是非マイ包丁を作って切れ味を試してみると料理も楽しくなると思います。皆様も道具屋和田商店の包丁作り体験を是非行ってみてください。

-体験, 旅する
-, ,